十三湊と安東氏

おサル

2011年02月26日 15:16

安東水軍の本拠地ともなり栄えた十三湊(とさみなと)があった十三湖にも行って見たいと思います。

博多に匹敵する中世の貿易都市だったそうです。

十三湖概要: 十三湖は津軽半島北西部の日本海岸にある汽水湖で東西7キロ、南北5キロ、湖周25キロ、水深3m前後、面積10.8平方キロあります。十三湖には岩木川を中心に山田川、宮野沢川、薄市川、今泉川などが流れ込んだ為、河口である十三湊は古くから港町として発展しました。10から11世紀には十三湖湖畔に総面積62万5000㎡の福島城が築かれ当時から巨大な権力をもった支配者がいたされ、12世紀に入ると奥州平泉に本拠をもった藤原秀衡の弟藤原秀栄(後の十三氏)が十三湖周辺を支配します。その後、安東氏が台頭するようになり寛喜元年(1229)、当時の当主安東貞季が十三氏を滅ぼし津軽地方に大きな影響力を持つようになります。安東氏は特に水海軍に優れた豪族とされ十三湖に面した十三湊を中心に貿易を行い日本海沿岸のみならず、北海道や樺太、朝鮮、中国などにも交易したと伝えられ、十三湊は当時の博多港にも匹敵し日本三津七湊の1つに数えられました。安東氏は嘉吉3年(1443)に南部政盛の抗争に破れると一族は北海道と秋田に逃れ十三湖周辺は南部氏の支配となり、戦国時代末期になると大浦為信によって津軽地方が統一され江戸時代には弘前藩に属します。安東氏が十三湖を離れてから十三湊は荒廃しましたが弘前藩が整備を行い青森・鯵ヶ沢・深浦と共に弘前藩4浦の1つとして重要視されました。現在十三湖周辺では十三湊遺跡をはじめ、山王坊遺跡、中島遺跡、浜の明神遺跡、福島城跡など安東氏時代の遺跡が数多くあり発掘調査も進んでいます。又、十三湖の特産であるシジミは宍道湖、小川原湖と並ぶ日本有数の産地として知られています。





ダイワ(Daiwa) アウトブレイズ ヒップバッグ(A)

定価 3885円(税込)↓
ナチュラム価格2900円(税込)
割引率:25%割引




近くに雄乃湯温泉 という海が見える温泉施設があるようですが、廃業したという噂もあります。本当でしょうか?


あなたにおススメの記事
関連記事